小学生の子どもがいるママにとって、お小遣いの金額や渡し方って悩みますよね。
その都度、必要な時にあげたほうがいいのか。
それとも定額制?お手伝いに応じた歩合制?
お小遣いって、子どものお金の教育にとっても大事ですが、正解を見つけるのは難しいもの。
この記事では、実際子どものお小遣いを工夫したら、お金の管理能力が身に付いた我が家の方法を、金額から渡し方まで全部伝えます。
子どもが読むのにおススメの本3選も紹介しますよ。
目次
小学生のお小遣いの相場って?
まずは、世間一般のお小遣いの相場から見てみましょう。
学年別に分けてみると・・・
- 1,2年生・・・月1回300~500円
- 3,4年生・・・月1回500円
- 5,6年生・・・月1回1,000円
こんな感じで定額で渡している家庭が多いですね!
ただ低学年になるほど、月1回定額よりは、何か買うものがある時だけ渡すという家庭が多いみたいです。
我が家は週1回お小遣い制
では、ここからは我が家のお小遣いの渡し方を紹介します。
小5男子・・・週1回300円
小3女子・・・週1回120円
こんな感じで、毎週金曜日と、曜日を決めて渡しています。
1ヵ月の合計にすると、小5の兄は1,200円、小3の妹は480円ですね。
平均~平均より少し上といった感じです。
なぜ週1回お小遣い制に?
私も初めは、毎回お手伝いでポイント制にして、ポイントが貯まったらあげていたんです。
ただ、そのやり方だと・・・
- お手伝いごとにポイントを決めるのがややこしい
- ポイント表を印刷するのがめんどくさい
- ポイントを決めていないお手伝いをしたとき、私の気分でポイントが決まる
こんな感じで、続けるのが大変になってしまったんです。
そこで、この本を参考にしてみました。
価格:1,320円 |
この本では週1回制を推奨してます。
1ヵ月に1度だと、まだ子どもにとっては管理が難しいんですよね。
大人だって、給料日前にカツカツになっちゃう人がいるんですもん。
そして、年齢やその子の買いたいものを、お小遣いでいい感じに買えるような金額設定方法を紹介してくれています。
お小遣いの分類の仕方も、子どもに将来役に立つような分け方をしているので、
「日本人=貯金」!!!
って考え方ではない教育ができて、いいなーと思い、取り入れることにしました!
週1回お小遣いの使い道は?①小5兄バージョン
さあ、このお小遣い制ですでに1年以上が経過している我が家。
小5兄の使い道はこんな感じ。
- コロコロコミック(650円)
- マンガ
- 文房具(足りなくなったら)
- お金を貯めてじーじばーばに誕生日プレゼント
好きなマンガを買うことが多いですね。
そして、ここでポイントは文房具!
我が家は、リビング収納に、子ども用の文房具ストックを置いています。
鉛筆や消しゴムなどがなくなったら、1個100円で、息子に販売するんです。
その結果・・・
ポイント
- 物を大切に使うようになった(できるだけお小遣いを使いたくない 笑)
- 必要なものを買うお金を取っておけるようになった
こんな感じで、お金の管理ができるようになったんです!
祖父母用のプレゼントは、2人分まとめて焼き菓子などを2,000円くらいで買って贈っているので、そのシーズンが近づいてくると、自分で
あと何回お小遣いだから~
と、貯まる金額を計算しています。
これは私が強制したわけでもなんでもなく、一度プレゼントをあげたらすごく喜んでくれたので、それ以来毎年自主的にプレゼントしています。
Amazonで注文するのは私ですけどね。
子どもから文房具代をもらうというとビックリされることもあるんですが、ちゃんと自分で必要なものを買うお金を取っておくという訓練ができるよう、あえて平均より多めにお小遣いをあげるようにしています。
週1回お小遣いの使い道は?②小3妹バージョン
小3の妹は、定期的に買うものはなく、セリアに行ったりすると、自分の好きな雑貨なんかを時々買う程度なので、特にこの金額で困ることなくやっています。
妹はまだこの金額なので、足りなくなった文房具は支給してます。
そして、娘もお小遣い制にすることで、
ポイント
- 欲しいものがあっても、高いと買うのを考えるようになった
- 自分のお金なので、本当に欲しいものを選ぶようになった
こんないい変化がありました。
昨年12月頃、セリアで娘がいくつもクリスマスの飾りを買っていたんです。
そこでついつい私が・・・
「そんなに置くところないよ!?」
って言っちゃったんです。
すると娘が、
「これはママのプレゼントだから見ないで!」
と。
そう、娘はもうすぐ誕生日がくる私のために、オーナメントを選んでいたんです。
これには私も大反省。
子どものお小遣いの使い道には口を出してはいけないと決めました。
子どものお金教育におススメの本3選!
我が家では、お小遣いだけでなく、本もお金の教育に大活躍してます。
ここでは子どものお金教育におススメの本を3冊紹介!
まず1冊目。
学校では教えてくれない大切なこと(3)お金のこと (学校では教えてくれない大切なこと) [ 関和之 ] 価格:935円 |
このシリーズは、小学生がいるお家なら一冊は持っている?というくらい大人気ですよね!
もれなく、うちの子どもたちも大好きな本。
マンガで読みやすいので、低学年からでもおススメです。
2冊目はこちら。
にゃんこ大戦争でまなぶ!お金のヒミツ [ ポノス株式会社 ] 価格:1,540円 |
子どもってにゃんこ大戦争好きじゃないですか!?
にゃんこ大戦争好きな子だけでなくても、これは読みやすくて私も全部読んじゃいました。
比較的新しい本でメルカリでもほとんど値下がりしていないから、これは定価で買ってポイント貯めるほうがいいと思います。
1冊目に比べると、少し年齢は上かな?
うちの5年生は一気に読んでました。
3冊目はこちら。
これから大人になる君たちへ 学校では教えてくれない未来を生き抜くヒント [ 池上 彰 ] 価格:1,650円 |
これはまだ我が家ではちょっと早いかなーと思って、私だけが読んだところなんですが、子どもに必ず一度は読ませたい本。
勉強以外に人生を生きるうえで知っておきたいこと、お金だけじゃなく、世の中の仕組みとか、さすが池上彰さんといった内容です。
この3冊は、買って絶対損はないので、子どもに将来お金で困る思いをさせたくない人は読んでみてくださいね。
まとめ:子どものお小遣いは週1回がおススメ
いかがでしたか?
小学生のお小遣い、あげすぎても良くないし、足りないと結局その都度親が払うことになるし、難しいですよね。
でも、その子の使い道や年齢に合った金額を週1回あげれば、自分で管理できるようになるんです。
お金の教育は、将来のためにもとても大事なので、小学生のうちから身に着けておくのがおススメですよ。